3月中旬の雲ひとつ無い好天。HONDAの耕運機のPRも兼ねた、雑誌「やさい畑」の取材の様子。
雑誌者の若きカメラマンも取材モデルの2人ともポーズ決まっていますね。
夫婦そろってHONDAの耕運機を車に積み込むシーンの取材。
編集者曰く。
「夏号に掲載するので、できるだけ夏らしい格好をしてください!」
モデルの奥様曰く。
「水着にでもなりましょうか??」
「・・・・・」(一同大笑い)
ジャガイモの植え付けも終わり、雑誌者、HONDAの関係者、桜農園関係者、皆で昼食。
佐藤さん、この日のお昼ご飯の赤飯など準備で3時起きしたとか。皆、「おいしい、おいしい」と大喜び。
最近は「キタアカリ」という種類が気にいって2畝(8m*2)につくっています。畝幅1.4mで株間50cm。約30株。
植え付け時に芋と芋の間に一握り配合肥料を施し、マルチをかけます。
発芽すると芽がマルチを押し上げてぽつんと膨らんでいるのでそこをはさみかナイフでマルチに穴を開けてあげます。
追肥は途中1回だけマルチの上から棒で突き刺して穴をあけ、配合肥料を一握り、流し込みます。マルチ高畝栽培で作り方はサトイモとほぼ同じです。
種芋の植え付けは3月上旬、収穫は6月中旬から末。
収穫直前には葉が隣の畝まで伸びています。
収穫直前のジャガイモ。少し葉が黄色くなれば毎週収穫可能です。
ジャガイモの葉を取り除き、マルチを取ると大きな芋が素手で簡単に掘れます。
一株当り、最大で24個、平均15個は、大きな芋が付いています。
キタアカリは、芋の色が少し黄色く甘くてホクホクして柔らかです。
絵描きの叔父から春先、5個、小さな種芋を送ってもらいました。
母の田舎である愛知県の山奥の津具村で昔から作っているジャガイモの一種らしいです。
サトイモと違い、普通、ジャガイモは前年収穫したものを保存して、種芋にするとウィルス病に
犯されていて、うまく育ちません。
一度試しにやってみましたが、すべてウィルス病にかかって、豆のように小さな芋しか収穫できませんでした
したがって、必ず、北海道などで種芋用に作られた種芋を購入して育てるのが一般的です。
ところがこの「もちいも」は野生に近いせいか自家保存した芋が種芋として毎年利用できるそうです。
叔父がすでに20年以上、毎年、自家保存して育てている貴重な芋の種です。
もらった種芋は3cmほどのしなびたような大きさで、切らずにそのまま植えるように教えられました。
あとはキタアカリと同じようにマルチ高畝栽培です。
その「もちいも」も初めて収穫しました。普通のジャガイモと違い、写真のように根の量がとても多く、
色は表面が少し赤く、形はメークインのように細長い。母に電話で聞くと「赤いも」とも呼ばれているらしいのですが
「赤いも」と「もちいも」がはたして同じものか?よくわかりません。
どなたか教えてください。
まだ試食していませんが、てんぷらなどにするとおいしいそうです。
「もちいも」という名前から想像すると、お餅のように煮ても形がくづれないメークインに似ているのかも?
どなたかこの芋について、由来とかご存知のかた、おしえてください。